関西テレビ「報道ランナー」の2月26日、着物データをご利用頂く予定です
着物ランキング:一位小紋、二位紬、三位色無地と普段着、しゃれ着が人気
2018年10月に、「どのような種類の着物に人気が集まっているか」をアンケート、取材を通して調査した。結果として、着物を比較的よく着る着物愛好家からは、「普段着」、「しゃれ着」として使える着物に人気が集まった。ランキングとして、1位:小紋(43%)、2位:紬(39%)、3位:色無地(7%)となった(2018年調べ)。着物を楽しむ人が増えているのは嬉しい限りである。特に子育てを一段落した女性が、趣味で着物を楽しむ方が増えている。着物の業界誌として、気軽に着物が楽しめる環境が整うようにしたい。詳細は下記リンクより。
着物の衿はどっちが上?
成人式の季節となりました。普段着慣れない方は、衿がどっちが上か気になるようです。写真のように、着物も浴衣も「左が上!」です。あるいは「右手がすっと入る」という表現がわかりやすいようです。「右前」という表現が、着物を着慣れない方には誤解を招く事もあるようです。ご参考になれば幸いです。
着物業界ニューストップ5
12月も中盤に差し掛かり、2018年ももうすぐ終わりますね。今年も着物業界では色々な事がありました。着物業界ニューストップ5(着物業界誌ステータスマーケティング内アクセス数)を発表しました。ちなみに5位は成人式の参加率でした。
着物の価格帯:ネット販売に関する消費者アンケート
facebook着物公開グループ「着物―きものー」、「和服(kimono)を世界遺産に!」という2グループには、総計約3万人が参加している。こちらの二グループを中心に消費者アンケートを行った。40~60代の女性のエンドユーザーが多い。また着物ファンの投稿が多く、「人のコーデが見られて勉強になる」、「色々な人の装いが見られて勉強になる」と人気が高い。
ネットの素養を持っている着物ファンの7割以上がネットショップを利用して、着物・和装アイテムを購入している事が分かった。また、年に4回以上ネットショップを利用している方は、30%を超えるなど積極的に活用されている。またネット販売における価格のボリュームゾーンは5万円~10万円という結果となった。
また欲しい着物に関しては、しゃれ着である小紋・紬・色無地に8割以上が集まり、しゃれ着の人気が高いことが改めて確認された。詳細は下記より。
着物業界ランキング掲載「着物年鑑2018」
着物業界2018年11月までの動向を要約した記事を掲載いたしました。
今年の一つの大きな特徴として、フォーマル着物(留袖、訪問着等)及び浴衣にもレンタル化の傾向が感じられるようになりました。
成人式の振袖に関しては、おおよそ8割がレンタルに移行していますが(ママ振含む)、フォーマル品、浴衣にもレンタル需要が進んでいます。製造にかかわる業界にとっては厳しい状況ではありますが、より多くの方に着物の魅力を知ってもらう必要があります。
伝統工芸の作り手は儲からない?着物産業の市場動向と課題
生産者がなぜ儲からないのか?という小論文を掲載しました。
<生産者と流通業のあり方に関して>
流通形態を大きく変化させたネット、ECサイトのあり方、生産者が今後求められていることを掲載しております。
ご参考になれば幸いです。